Gontaの模型趣味 京都鉄道博物館 
     大和ミュージアム
         鉄のくじら館
  
 
【1日目】 いざ! 東京から京都へ! Go!!

2016年11月吉日
ミリオタ仲間による2泊3日の「マニア探訪ぶらり旅」

1日目 : 京都鉄道博物館
2日目 : 呉 大和ミュージアム&鉄のくじら館
3日目 : 呉 軍港めぐり


東京から1人、千葉から1人、福岡から1人の計3人で、
新幹線京都駅待ち合わせでスタートしました。

雲一つ無い快晴のなか、京都駅からバスを使わず、
徒歩で梅小路公園を横切り、京都鉄道博物館を目指しました。

大阪の鉄道博物館が2年前に廃止となり、
京都へ移転し、同時に京都鉄道博物館も
2016年に新たにリニューアルされました。

博物館から梅小路機関区にも、つながっており、
機関車の転車台も現役で見ることができます。

解説よりも、「百聞は一見にしかず」ということで
まずはご覧ください。


   今は無き「トワイライトエキスプレス」
 私の大好きな「EF66」
 DD51
 懐かしいボンネット型ディーゼル特急
EF52
 
 

梅小路機関区
 
↑ パノラマ写真 ↑

各機関区に蒸気機関車がびっしり!


「C62」が整備点検で分解されていました
転車台です。

 
本物の蒸気機関車が牽引する客車に乗車することができる、
梅小路蒸気機関車館で大人気の体験展示「SLスチーム号」。
往復1kmを約10分間で走る間、蒸気機関車での旅気分を味わうことができます。

この日は「C61」が客車をひいて、素晴らしい汽笛音とともに往復していました。
 

【2日目】 京都から広島経由で呉へ! Go!!


呉の大和ミュージアムへは今回2度目となり、
館内の様子は「2014年5月大和ミュージアム」のサイトにて
詳しく、そして画像多めにアップしておりますので、是非覗いてみてください。

今回の目的は、大和の海底調査の第2回結果報告が見れる。ということで訪れました。
海底に散らばる船体や武装品の状況が、実際のビデオ映像と、
コンピューターグラフィックスで放映されていました。
戦艦「大和」は、昭和16(1941)年12月、呉海軍工廠(海軍直轄の工場)で、
当時の最先端技術の集大成でありながら極秘裏に建造された世界最大の戦艦です。
しかし昭和20(1945)年4月7日、沖縄特攻作戦に向かう途上、
米艦載機の攻撃を受け沈没、乗員3,332名のうち3,056名が大和と運命を共にしました。


戦艦「大和」建造の技術は生き続け、世界一の大型タンカー建造だけにとどまらず、
自動車や家電品の生産など幅広い分野で応用され、戦後の日本の復興を支えてきました。

(大和ミュージアム ホームページより引用)
 (左)大和ミュージアムの2階の窓から、大和波止場(公園)を望む。
戦艦大和の実物大の前甲板(左舷)を形取った公園で、1番砲塔、2番砲塔の位置や機銃座の位置が判る。 
大きなタンカーが曳舟によって誘導されている。


 鉄のくじら館へ

大和ミュージアムの道を隔てた向かいの「鉄のくじら館:海上自衛隊呉資料館」に行ってきました。
入り口は潜水艦「あきしお」の下をくぐって入ります。

こちらも今回で2度目の訪問となります。

館内の様子は「2014年5月大和ミュージアム」のサイトにてご覧ください。
展示内容はほとんど変わっていませんでした。

鉄のくじら館画像27 鉄のくじら館画像26


この後、本当は呉市内を巡回している「くれたんバス」を利用して行きたかったのですが、
土日祝日しか運行していませんでした。
そこで、大和ミュージアムにて「レンタサイクル」を借りて、呉周辺の散策に向かいました。

まず、訪れたかった場所は「アレイからすこじま公園」です。
簡単なガイドマップはあったのですが、先頭を走るオタクマンか、
それとも、何も考えず後をついていくオタクマンが悪いのか、
行けども行けども、辿り着かない。
ガイドマップも見ずに、かなりの勾配のある坂道を漕ぎ続け、たどりついた小高い丘。
その名は「串山公園」。
しかたなく、公園の頂上まで行くことに・・・・。みんな 息があがっている・・・。

そこから見えた景色が、下の2枚の写真。
5202音響測定艦「はりま」
  
 (中央)464掃海母艦「ぶんご」
(中央左)229護衛艦「あぶくま」


翌日、「軍港めぐり」で判ったことですが、
「串山公園」から見下ろしていた港が「アレイからすこじま公園」
つまり、第一潜水艦群司令部でした。
道を間違えて、ひたすら坂をのぼって行ったのでした。(汗)
 
 


「串山公園」から戻る途中に「歴史の見える丘」に立ち寄りました。
正岡子規の詠んだ詩も刻まれていました。
 


下の写真は「歴史の見える丘」から港を眺めた写真です。
大きな看板で「大和のふるさと」と書かれたドックがあります。
そう、ここで「戦艦大和」が建造されました。
手前の茶色い屋根とその左側の屋根は、大和建造当時からのものだそうです。

またこの景色は、2016年末から2017年に放映された、
映画「この世界の片隅に」にも登場している印象深い景色(場面)でもあります。
234護衛艦「とね」 呉地方総監部

 
   
入船山記念館
入船山記念館



この日は「アレイからすこじま公園」を除けば、何とか観光スポットを見て回ることができました。
でも、11月だと言うのに、上り坂でおもいっきり汗をかいた「串山公園の眺め」は、
思い出深い眺めとなりました。
この日は、ビールがうまかった!!
   
【3日目】 呉港から「軍港めぐり」へ! Go!!


午前中の早い時間の出航を予約しておいたので、乗船客は少なめでした。
2年前に訪れたときは時間がなく、諦めましたが、
今回は30分のクルーズを楽しむことができました。
今回撮影の艦船についても、「横須賀軍港めぐり」同様に、艦船名を記していきたいと思います。
なお、潜水艦につきましては艦名秘匿のため、クルー(乗組員)しか判りません。
     手前  229護衛艦「あぶくま」
   中  4304多用途支援艦「げんかい」
   奥  3513練習艦「しまゆき」


4304多用途支援艦「げんかい」


 
 
229護衛艦「あぶくま」    4304多用途支援艦「げんかい」



バッテリーの充電中かな?

 
艦に付着した苔の清掃中

3513練習艦「しまゆき」


 
690掃海艇「みやじま」


 
464掃海母艦「ぶんご」


688掃海艇「あいしま」


106護衛艦「さみだれ」


3517練習艦「しらゆき」 (2016.04.27除籍)廃艦


483敷設艦「むろと」
任務を終え帰港してきたもよう。

 
 


 158護衛艦「うみぎり」



729掃海管制艇「まえじま」
730掃海管制艇「くめじま」



182ヘリコプター搭載護衛艦「いせ」


軍港めぐり終了後は、広島に向かい、
お土産、昼食等を済まし、解散となりました。


 今回は、転勤して福岡へ行ってしまった
ミリオタ仲間と久しぶりに会い、
散策をした旅となりました。

次回は未定ですが、ミリオタ3人の興味津々は、
まだまだ続くので、
手頃な場所で、安い予算で、
うまい酒が飲める宿なんかを
探していきたいと思ってま〜す。





※注 ミリオタとは
「ミリタリーオタク」の略。

つまり「戦闘機や軍艦・戦車といった軍隊の装備品、
軍服、国防などに強い関心を持ち、
愛好してやまない人。」のこと。