Gontaの模型趣味 ちょっと寄り道
  

  動かなくなったSLたち(7)
  公園のD51(デゴイチ)は
退職したあと
わずかばかりのレールをもらって
もう 動かなくなった
                   さだ まさし
                   アルバム「夢の轍」
                        退職の日 より
 
第2の人生を送っているSLたちにスポットをあててみました。 
東京都台東区 上野公園 (国立科学博物館)
国立科学博物館シロナガスクジラ      
     2011年 5月中旬


JR山の手線で上野駅下車、公園口を出て徒歩5分で、国立科学博物館へ着きました。

全長30mのシロナガスクジラがお出迎え。
入り口は地下1階からとなりますが、今回は中へは入らず、建物横にあるSLを訪ねてきました。

小学生・中学生の社会科見学でしょうか、館の前は、大変賑やかでした。

今回、SLを訪れた目的にはもう一つありまして、隣の国立西洋美術館にて「レンブラント展」が開催していて、そこもしっかり見たいということから、この場所を訪れました。

ですので、今回の目的は「どっち付かず」っていうことで、カメラ取材も浮足立ってるかもしれません。
このページを見て、そう感じてしまったら、ごめんなさい。
深く追求はせず、とにかくSLに会えたのだから”良し”としましょう!!
(自己満足です)

 
国立科学博物館
国立科学博物館入口 ありました!
堂々たるものです。 
さすが!国が管理してるだけあって、大変きれいな状態で保管(保存)されていました。

いままで見て来たSLたちもそこそこに手入れされていましたが、このD51−231は格別でした。

ほんと、”きれい”の一言です。

D51231動輪
   
SLの付近や国立科学博物館付近の道路や通路には、かなりの人が行き来していて、大変賑やかなのですが、
なぜか、この写真には、「人」が写っていません。
周りきょろきょろ!人通りが途切れたところで「カシャッ!!」 一瞬の隙をみて「カシャッ!!」
タイミングを見計らってシャターを切っていましたので、
まるで休館日か公園閉鎖日に撮影したみたいですね。
これも、自己満足かも?(特に左上の写真・・・・)

動輪の下からケーブルが何本か伸びていますが、たぶん夜間照明用のケーブルかと思います。

D51231 D51231正面 D51231
  
【 D51型 加熱デンター機関車 1−D−1 型 】

昭和13年から川崎車両 ・汽車製造 ・日本車両・国鉄浜松工場の各社で 計1115両が製造されました。
D51は昭和の興隆期に経済輸送の王座として大活躍し、
主要幹線を大量の貨物列車(1200トン)を牽引して疾走した働き者でありました。

SLと言えばD51(デゴイチ)と言われるほどファンに愛され、またファンでなくてもこの愛称をご存知の方は
沢山おられるでしょう。

D51231横 D51231横2
   
    【D51231履歴】

 レール・マガジン
20089月号付録「機関車表」
              (沖田佑作氏編より引用)
 1939- 3-31 国鉄長野工場 製番3 新潟局配属
 1946- 2-21 現在 吹田
 1946-12-31 現在 吹田
 1947- 9- 8  借入 亀山
 1947-10-11 返却
 1947-10-26 借入 鷹取
 1947-12- 4  返却
 1954- 1-12  借入 亀山
 1954- 3- 2  返却
 1954- 6-15 盛岡
 1954- 9- 2  重油併燃装置取付
  1966-10-27 第3動輪取替
 1968- 3-24(8-11?) 小樽築港
 1968- 8-27 耐寒工事施工
 移動日不明 追分
  1976- 3-10 廃車 追分

D51231プレート
D51231テンダー D51231テンダー D51231テンダー
D51231全体
D51231正面上
今まで見て来たSLたちと比べると、
手入れがきちんとされていて、

人間に例えると、退職したした後、
第二の職場を世話してもらい、
恵まれた境遇の中で、老後の生活は
保障されている! っていう感じです。


これからも末長く見守っていきたいものです。

これからの子供たちへの産業遺産として・・・。

また、鉄道ファンとして・・・。


帰りは、そのままレンブラント展へ直行!!

 レンブラント 国立科学博物館の隣にある、国立西洋美術館へ直行し、レンブラント展を見にいってきました。

ゴールデンウィーク中は結構な行列ができた。と新聞・テレビ等で聞いていましたが、本日は「はな曇り」のせいか、はたまた何かの運命も重なってか、すんなりと入館することができました。

「光と、闇と」のキャッチフレーズのとおり、光と影を意識したすばらしい作品を見ることができました。
特に「版画(エッチング)」が多く、日本の「和紙」を使っての作品は、どことなく温かみや柔らかさが伝わってきました。

実は、この「光と影」の技法が、私の学生時代からのスケッチに大きく影響しています。
このレンブラント師匠の”技”を、昔、いろいろと勉強させていただきました。

「油絵」は、まるで写真を見ているような錯覚にとらわれます。

                 ⇒ 「書斎のミネルバ」

興味のある方は、是非ご覧ください。

 
 国立西洋美術館 【レンブラント展】

国立西洋美術館
(2011.03.12〜06.12)



名古屋市美術館

レンブラント展案内
(2011.06.25〜09.04) 
レンブラント 
レンブラント入場券 レンブラント自画像 レンブラントハイス美術館

国立西洋美術館の敷地内の彫刻

国立西洋美術館彫刻1 国立西洋美術館彫刻2 国立西洋美術館彫刻3

【弓をひくヘラクレス】
ブールデル、アミール=アントワーヌ


【カレーの市民】
オーギュスト・ロダン


【考える人 拡大作】
オーギュスト・ロダン

 
国立西洋美術館彫刻4 国立西洋美術館彫刻5 国立西洋美術館彫刻6

【アダム】
オーギュスト・ロダン

 

【地獄の門】
オーギュスト・ロダン

 

【エヴァ】
オーギュスト・ロダン