Gontaの模型趣味 ちょっと寄り道
  

  動かなくなったSLたち(3)
  公園のD51(デゴイチ)は
退職したあと
わずかばかりのレールをもらって
もう 動かなくなった
                   さだ まさし
                   アルバム「夢の轍」
                        退職の日 より
 
第2の人生を送っているSLたちにスポットをあててみました。 
東京都小金井市小金井公園


多摩湖自転車歩行者道路
(狭山湖方面)


多摩湖自転車歩行者道路
(武蔵境浄水場方面)
  2010年9月中旬

杉並区の自宅から、小金井公園まで直線距離で約22Km、
自転車こぎこぎ、あっちふらふら、こっちふらふら・・・・。

マイカーで行けば30〜40分ぐらいなところを、片道3時間かかり
ようやく到着しました。

上の写真と左の写真は、小金井公園のすぐ近くにあるサイクリング道路です。
なんかおもしろそうなのでしばらくペダルをこいでみました。

もとは、埼玉県狭山湖から武蔵境浄水場まで水をひくための水道道路だったようで、とにかく距離が半端じゃなくあり、どこまで行ってもまっすぐな道路に感動しました。(推定10Km)

今回は小金井公園が目的なので途中でひき返しました。
次回はこのサイクリング道路を制覇したいと思います。
 


小金井公園正面入り口


ひっそりとたたずむC57
 
ようやく到着!!  いや〜疲れました!!
写真左上は、正面入り口の写真で、SLは左側かなり行ったところにありました。

まずは、小金井公園の紹介から。
元は紀元二千六百年記念事業として計画された「小金井大緑地」が原形で、1954年(昭和29年)1月に「小金井公園」として開園しました。
基本テーマは「花と緑のひろびろ空間」だそうで、園内には雑木林と芝生が広がり、1,800本の桜が植えられた花見の名所としても人気があります。
中央広場では正月時期には凧揚げの名所ともなり、また、公園内の「いこいの広場」では定期的にフリーマーケットも開催されています。

公園入園料は無料。ただし、公園内の江戸東京たてもの園の入園は有料です。(一番下の写真)



C57形蒸気機関車(C57がたじょうききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)の旅客用テンダー式蒸気機関車である。
通常、「貴婦人(きふじん)」の愛称で紹介されることも多いが、機関士仲間や古くからの蒸気機関車・鉄道ファンはほとんど使用せず、
もっぱら
シゴナナ」と呼んでいます。

国鉄スハ32系客車(こくてつスハ32けいきゃくしゃ)とは、日本国有鉄道の前身である鉄道省が
1929年(昭和4年)から製造した20m級鋼製客車の形式群のことである。


←機関室の保存状態も良好


運転室の保存状態も良好
  この「C57186」は、昭和49年8月まで旭川期間区に所属し、北海道の原野を走りまわっていました。

機関室・運転室に入ることができ、小さな子供達から大人まで、あっちこち触っていました。

このC57は、退職したあと、若干多めに線路をもらっていますので、前方からの写真アングルでは、今にも走りだしそうな感じですね。

 
右の写真は、客車(スハフ32)の車内。
とても保存状態がいいです。
  この機関車は乗ったり触ったりできるので、小さな子供達やその親ともども、いたるところに現れて、なかなかひっそりとした写真が撮れず、1時間ほど時間をかけて、ベストショットを待ちました。

電気で走る電車しか知らない子供たち。
こんなでっかい鉄の塊が石炭と水で動いていたなんて知らないでしょうね!
ここに遊びに来た子供たち、ちゃんと伝わっているのかな?
おとうさん・おかあさん ちゃんと教えてあげてくださいね。

これからも末長く見守っていきたいものです。

これからの子供たちへの産業遺産として・・・。

また、鉄道ファンとして・・・。
帰りはぶらっと公園内にある「江戸東京たてもの園」を見てきました。

園内は3つのゾーンに分けられ、西ゾーンは武蔵野の農家と山の手の住宅、センターゾーンは格式ある歴史的建造物が並び、東ゾーンは下町の町並みが再現されて、どちらかと言えば「江戸」ではなくて、昔の「東京」のたてものがメインでしたね。
帰る時間(片道3時間?)も気になり、そこそこ見て帰ってきました。
今度はじっくりと・・・。