金星と木星が最接近するのは3月14日で、夕空に2つの明るい輝きが並ぶ光景は必見でした。
その日だけでなく前後の日も続けて観察すれば、並び方が変化していく様子もよくわかります。
今回、13日14日は西の空に雲が現れ、写真撮影は不可能でした。
14日よりもさらに見逃せないのが26日で、金星と木星の間に細い月が並びます。
観察するのに特別な道具は不要で、晴れてさえいれば夕方に西の空を眺めるだけです。
今回、家族みんなで、美しい現象を楽しみました。
3月は「火星と地球の接近」と「金星と木星の接近」という2つの「接近」がありますが、それぞれ意味が違います。
「火星と地球の接近」は宇宙空間の中で実際の距離が近づいている現象のこと。
「金星と木星の接近」は地球から見た見かけ上の接近現象です(実際は約9億km離れています)。
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