Gontaの模型趣味 | 金環日食 2012.05.21 |
金環日食は非常に珍しい天文現象です。 太陽の一部が欠けて見える部分日食は、数年に一度の割合でしか見ることができません。 ましてや金環日食や皆既日食となると、日本という広い範囲でみても、十年から数十年に一度の頻度でしか起こりません。 例えば前回日本で見られた金環日食は、1987年9月23日に沖縄で観測されたもので、25年前の話です。 また、次回は18年後の2030年6月1日に北海道で見られます。 東京で前回見られたのは173年前の1839年9月8日のことです。 また、2012年以降で次に東京で見られるのは、ちょうど300年後の2312年4月8日のことになります。 さらに、西暦1年から西暦3000年の三千年間に起こる全ての日食のうちで、東京で金環日食はたったの8回だけしか見られません。 統計データによって多少異なると思いますが、今回はそれほど貴重で珍しい現象なのです。 |